高齢者等終身サポート専門行政書士の森です。
今回は、近年ますます注目されている「見守り」についてお話ししたいと思います。
「見守り」のニーズが高まる現代
核家族化や少子高齢化が進む現代において、一人暮らしの高齢者の方や、お子様が遠方に住んでいらっしゃるご家庭は少なくありません。身近に頼れる方がいない中で、もしもの時にどうすればいいのか、健康面や生活面で不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そうした中で、民間の事業者による「見守り」サービスを利用されるケースも増えてきています。
行政書士だからこそできる「見守り」
「見守り」と聞くと、安否確認や緊急時の対応をイメージされるかもしれません。もちろんそれらも重要ですが、行政書士だからこそ提供できる「見守り」の形があります。それは、法律専門職としての知識を活かし、お客様の生活全体をサポートすることです。
当事務所では、遺言書作成サポートの前段階として、エンディングノートの作成支援や財産管理サポートと連携した「見守り」サービスを提供しています。具体的には、月に1回の定期訪問と週に1回の連絡を通じて、お客様の日常に寄り添い、変化に気づくことを大切にしています。
「見守り」がもたらす安心
定期的な訪問や連絡を通じて、お客様の心身の状態や生活状況を確認することはもちろん、ちょっとしたお困りごとや、将来に向けた漠然とした不安など、日常の中で生まれる様々なお話をお伺いします。そうすることで、例えば以下のような「安心」へと繋がります。
生活の変化に早期に気づける:体調の変化や、住まいの状況、郵便物の滞留など、遠方にいるご家族では気づきにくい変化を専門家が察知し、必要に応じて適切な機関と連携することで、大きな問題に発展する前に対応できます。
「もしも」の時の備えをサポート:エンディングノートの作成を通じて、ご自身の希望や財産状況を整理するお手伝いをします。また、財産管理のサポートを通じて、将来の不安を軽減し、ご家族が安心して手続きを進められる土台を築きます。
精神的な支えとなる存在:定期的に顔を合わせ、話をする相手がいることで、孤独感の解消にも繋がり、精神的な安心感を得ることができます。
未来へ繋ぐ「安心」のバトン
「見守り」は、単に安否を確認するだけでなく、お客様がご自身の人生を安心して歩み、大切なご家族へ「安心」のバトンを繋ぐための大切なプロセスだと考えています。
「見守り」にご興味のある方、離れて暮らすご家族のことがご心配な方は、ぜひ一度、当事務所にご相談ください。初回相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。