新年あけましておめでとうございます。 高齢者等終身サポート専門行政書士の森です。
清々しい新春を迎え、皆様いかがお過ごしでしょうか。 例年、年末年始にご家族が集まると「そろそろ実家の今後を考えようか」「相続の準備はどうなっている?」といった話題が出ることが多いようです。
当事務所でも、昨年12月に「家系図の作成」に関するご依頼をいただき、現在、戸籍謄本の収集など実務を鋭意進めております。(「お正月に間に合わせてほしい」とのご希望でしたが、それは時間的に難しいと言うことをご納得いただきました。)
今回は、この「家系図」をテーマに、なぜ今、家系図を作ることが大切なのか、その意義についてお話しさせていただきます。
なぜ今「家系図」なのか?単なるルーツ探しではない深い意義
家系図と聞くと、ご先祖様を遡る「趣味のルーツ探し」というイメージを持たれるかもしれません。もちろん、自分のルーツを知る喜びは大きいものですが、行政書士が関わる家系図作成には、もう一つの重要な側面があります。
それは、「家族の絆を可視化し、未来へつなぐ羅針盤」としての役割です。
特に相続手続きにおいて、家系図の基礎となる「相続関係説明図」の作成は必須のプロセスです。しかし、手続きのためだけに事務的に作成する図面と、ご家族の想いを込めて作成する「家系図」では、その後に続く家族のコミュニケーションに大きな差が生まれます。
戸籍から読み解く、知らなかった「家族の物語」
現在、当事務所ではご依頼者様の戸籍謄本を各役所から収集し、内容を精査しています。 戸籍を遡る作業は、時に100年以上前の時代にまで及びます。手書きの古い戸籍(改製原戸籍や除籍謄本)を読み解いていくと、そこには教科書には載っていない「個人の歴史」が刻まれています。
「曾祖父はこれほど遠い土地から移住してきたのか」「この時代に、懸命に家族を守り抜いたのだな」といった発見は、ご依頼者様にとっても驚きと感動を伴うものです。事実を線でつなぎ、一つの図にまとめる作業は、まさに「声なき先祖の想い」を現代に「通訳」する作業であると、私は感じています。
ご家族が落ち着いている時こそ、作成の「絶好の機会」
家系図作成をお勧めする最大の理由は、「ご家族が穏やかに過ごせている今だからこそ、共有できる想いがある」からです。
相続が発生し、悲しみや慌ただしさの中で戸籍を集めるのは、精神的にも肉体的にも大きな負担となります。また、関係が複雑な場合、冷静に話し合うことが難しくなるケースも少なくありません。
お正月のようにご家族が揃い、落ち着いて未来を語り合える時期に家系図を広げることは、以下のようなメリットをもたらします。
共通の話題で絆が深まる:ご先祖様の思い出話をきっかけに、世代間の会話が弾みます。
相続トラブルの予防:誰が相続人になるのかを事前に把握しておくことで、将来の不安を解消できます 。
「自分たちの代」の責任を再確認:先代から受け継いだバトンを、どう次世代へ渡すかを考えるきっかけになります。
専門家に依頼するメリット~正確性と美しさの両立
家系図作成には、膨大な戸籍収集と、複雑な記載を正確に読み解く知識が必要です。
解読の壁:明治時代の戸籍などは、特有の筆体で書かれており、一般の方が読み解くのは非常に困難です。
収集の手間:本籍地が転々としている場合、郵送でのやり取りが重なり、多大な時間を要します。
当事務所では、これらの煩雑な作業をすべて代行し、正確なデータに基づいた家系図を作成いたします。現在受任中の案件でも、ご依頼者様が気づかなかった親族関係が判明しつつあります。今後の相続対策を早期に立てることができる場合もございます。
まとめ~新年を「家族の歴史」を見直す第一歩に
「家系図」を作ることは、過去を振り返るだけでなく、これからを生きるご家族が安心して歩むための「土台作り」です。
新しい一年が始まりました。この機会に、ご自身のルーツを形にし、大切なご家族へのギフトとして家系図を作成してみませんか?
当事務所では、戸籍の収集から家系図の仕上げまで、真心を込めてサポートいたします。また、家系図作成から派生する相続準備や遺言のご相談も、あわせて承っております 。
初回相談は無料です。本年も、皆様の「想い」を未来へつなぐお手伝いをさせていただきます。どうぞお気軽にお問い合わせください。