高齢者等終身サポート専門行政書士の森です。
暦の上では大寒をとっくに過ぎましたが、今現在も一年で最も寒さが身に染みる季節です。朝晩の冷え込みに、思わず肩をすくめてしまう日も多いのではないでしょうか。
行政書士として多くのシニア世代の皆様やそのご家族とお会いする中で、この時期に特に多く耳にするのが「寒さで動くのが億劫になる」「冬になると体調管理が不安」という切実な声です。
今回は、行政書士の視点から、冬の「もしも」を防ぎ、健やかに春を迎えるためのポイントをお伝えします。
寒さは「体」だけでなく「心」にも影響します
冬の寒さは、私たちの体に想像以上の負担をかけます。特にシニア世代にとって注意が必要なのが、急激な温度変化による「ヒートショック」です。暖かい居間から冷え切った脱衣所や浴室へ移動する際の血圧変動は、重大な事故につながる恐れがあります。
また、寒さで外出がおっくうになると、人との交流が減り、孤独感を感じやすくなるという側面もあります。「体が冷える」ことは、知らず知らずのうちに「心の元気」も奪ってしまうことがあるのです。
終活や未来の準備も大切ですが、その土台となるのは「今日という日を健やかに過ごすこと」に他なりません。
冬の安心を守る「3つの習慣」
厳しい冬を乗り越えるために、日常生活で取り入れやすい対策を3つご紹介します。
1. 「温度のバリアフリー」を意識する
住まいの中の温度差をなくすことが、冬の最大の安全対策です。
・脱衣所やトイレに小さなヒーターを置く
・お風呂に入る前には、シャワーを出して浴室を暖めておく
・窓に断熱シートを貼るなど、住まいの断熱を工夫する
こうした「ひと手間」が、毎日の安心を大きく支えてくれます。
2. 「つながり」を絶やさない
寒い日こそ、電話やメール、お知り合いとの何気ないSNSでのやり取りなどを通じて、誰かと会話(対話)をする機会を作ってください。
「今日は寒いね」「雪が降りそうだね」といった何気ない会話が、脳を活性化させ、孤独による心身の衰え(フレイル)を防ぐ良薬になります。
3. 早めの「冬の備え」をリスト化する
雪道での買い物は転倒のリスクが伴います。保存のきく食料品や、常備薬、日用品のストックを確認しておきましょう。これは「防災」の考え方にも通じます。ご自身で動くのが難しいときは、遠慮なくご家族や地域のサポートを頼ることも、立派なリスク管理です。
専門家による「冬の見守り」
当事務所では、遺言や相続のサポートだけでなく、お客様の日常に寄り添う「見守りサービス」を大切にしています。
この時期、特にお聞きするのは、お住まいの暖房状況や体調の変化です。例えば「寒さで通院が大変になった」といったお困りごとをお聞きし、必要に応じて福祉サービスや専門業者との橋渡しをすることも、私たちの重要な役割だと考えています。
相続や終活は、いわば「人生の冬支度」のようなものです。しっかりとした備え(契約や書類作成)があるからこそ、安心して今の生活を楽しむことができます。当事務所は、生活法務の専門家として、そして皆様の「伴走者」として、冬の不安を解消するお手伝いをいたします。
まとめ:春の芽吹きを笑顔で迎えるために
冬の厳しい寒さは、必ず春へと続きます。今、この時期にしっかりと心と体を労わり、住環境を整えておくことは、ご自身のためだけでなく、遠方で心配されているご家族への「優しさ」でもあります。
「ちょっとしたことだけど、誰かに手伝ってほしい」「冬の間に、じっくり将来のことを相談したい」、そんな想いがありましたら、どうぞ雑談をなさるような気持ちで、お気軽にご連絡ください。
当事務所では、初回相談は無料です。雪の日や寒い日は無理をなさらず、まずはお電話からでも構いません。皆様がこの冬を無事に、そして心豊かに過ごせるよう、精一杯サポートさせていただきます。
春、桜の季節にまた皆様と笑顔でお会いできることを心より楽しみにしております。